ちえママのミニマル的シニアライフ

シニアの年金・投資・家事について体験談からの話

特養とはどんなとこ?

1年半前に一人暮らしの母が倒れ生活が一変しました。

90歳の母は年齢の割に元気で炊事・洗濯・掃除も自分でこなしていたほど。

それが倒れた後、自力歩行が出来なくなり24時間の介護が必要になりました。

介護度は要介護4という認定。

今は特別養護老人ホーム(以降特養と呼びます)で落ち着いて暮らしています。

私自身それまで高齢者施設のことも介護申請方法もわからなかったため困りました。

今回はその「特養とは」「入所条件」「費用」などを私の体験からお話します。

高齢者施設の種類

運営が公的施設民間施設があります。

公的か民間に分けてあと、入居条件により11種類あります。

今回は特養についての話のため公的施設の説明からさせていただきます。

公的施設

運営が社会福祉法人または地方自治体の施設です。

種類は以下の5種類にわかれます。

①特別養護老人ホーム

②介護老人保健施設

③介護療養型施設

④自立型ケアハウス(経費老人ホーム)

⑤介護型ケアハウス(経費老人ホーム)

 

※参考 詳細は今後続けて発信していきます (月額はだいたいの金額です)

公的高齢者施設の種類
種類 目的 入所条件 入所期間 基本費用(月額)個室
特別養護老人ホーム(特養) 終身に渡って介護サービスを提供 在宅での生活が困難になった要介護3 終身 6万円~22.8万円
介護老人保健施設(老健) 介護サービスやリハビリを行って自宅復帰を目指す 65歳以上で要介護1以上 3~6か月 10万円~11万円
介護療養型施設 医療法人が運営で医療ケアが中心  急性疾患から回復期にある寝たきりの患者 心身の状態が回復するまで 9万円~17万円
自立型ケアハウス(軽費老人ホーム)※介護保険が適用されない 自立生活に不安を感じ、支援を受けながら生活したい人に、食事、生活支援、介護サービスを提供 60歳以上で自立した生活が困難 要介護3になると退去 入居一時金が必要(施設により異なる)
月額9万円~13万円
プラス介護サービス費
介護型ケアハウス(軽費老人ホーム) 食事、掃除、生活支援に加えて入浴、排泄サービス提供 65歳以上で要介護1以上 終身

 

【参考】民間施設

■要介護者向け

・介護付き有料老人ホーム

・住宅型有料老人ホーム

・グローブホーム

■自立した人向け

・健康型有料老人ホーム

・サービス付き高齢者住宅

・シニア向け分譲マンション

特別養護老人ホーム

部屋の種類

多床室とユニット型(個室)がありますが、現在はユニット型が主流になってきています。

個室の場合

引っ越しに近い感覚です。

母の場合は個室でエアコン・ベッドは備え付きでしたが、後の家具は持ち込みが必要でした。

こういうものは施設からプリントを先に頂きますが家具など大きなものは運搬もありますから、知っておかれた方が準備時に慌てなくていいと思います。

また、施設でレンタルできるものもあります。

母が特養に入所するまでは何か暗いイメージがありましたが、

全くそんなことはなく清潔感があり、スタッフの方々も明るく、イメージが一新しました。

持ち込んだ家具

・衣類ボックス(2つ)

・テレビ

・テレビ台

・食器棚

日用品

・洗顔用

・入れ歯

・眼鏡

・リネン類

・衣服類

・好きな置物や写真立てや飾りなど

まだまだありますが、要は家で生活するのに必要なものがいります。

特養への入所条件

先に表に記載していますが、要介護3以上の高齢者です。

ただ、これは母の入所申請からの個人的な考えですが、

実際には要介護3での入所は難しいです。

あと、一人住まいの高齢者が優先されますので

家族と同居の高齢者も入所は難しくなります。

入所は申し込みの順番ではなく優先順位が高い人からとなりますから、

独居の高齢者かが高くなりますね。

 

介護保険の手続き

まだ介護認定を受けていない方は、まず認定をうけましょう。

手続きは自治体の介護保険担当の課で手続きができます。

手続きに必要な書類などは忘れて二度手間にならないように、

電話などで確認しておくことをおすすめします。

そして、ご自分の本人確認のために免許証や保険証などは必ず必要です。

 

認定には認定調査員と本人との面談が必要です。

その認定調査員の方がすぐに来ていただければいいのですが、

母の場合は申請してから一か月かかりました。

母は入院していましたから遅くなることで困ることはありませんでしたが、

これほどかかることには驚きました。

入院している場合は認定調査員は病院に来ていただけます。

その場合は病院に調査のことと日程の連絡をしておきましょう。

 

特養にかかる費用

年収と介護負担割合と介護度によって異なります。

私は特養の費用は安いと思い込んでいました。

母の場合はまだ年収も低いですし、1割合負担で月額13万円ほどです。

この金額に内科、歯科、眼科の先生に往診、薬代、

あと、おやつ代、美容院代、消耗品、携帯代、etcを加算すると

月額15万円ほどかかります。

もし、私が入所した場合は母より年収が高いので20万円は越すと考えます。

 

もちろん、民間の介護老人ホームだと最低でも月額22万円はかかり、

それに介護費用などが加算されるため25万円が最低金額になるでしょうと、

ケアマネージャーさんから教えてもらいました。

民間は費用の面ではとても厳しいと思いました。

 

大事なこと

施設のスタッフさんの顔が疲れていないか、笑顔があるか、

など家族として気をつけたいと思っています。

今はコロナ禍のためなかなか施設に行けないですが、

オンライン面会の時に母のことだけでなく気を付けています。

 

まとめ

60歳ごろに考えていては遅いです。

特に一人で暮らしている場合、亡くなる前に人のお世話になることになります。

それは介護施設に入所するにしても、役所への手続き、施設との契約、

いろいろなことを引き受けてくれる人が必要になります。

私は娘ですが、それでも突然の対応に追われ続けて心身ともに疲弊しました。

実家の片付けもあります。

高齢者はよく「コロッと逝きたいわ」と言いますが、

そんなに簡単にころっとはなりません。

ほとんどの老人が人の世話になるのです。

不要なものはどんどん捨てていきましょう。

好きなものは大事にしてお気に入りに囲まれて暮らすのもいいものですよ。