ちえママのミニマル的シニアライフ

シニアの年金・投資・家事について体験談からの話

パニック障害から私を救った人はなんと・・・

30年以上も前のことです。

父が他界し告別式の翌日から私はしばらく外出が困難になってしまいました。

外に出るとなぜか怖くて怖くて仕方がなかったのです。

それがなぜ治ったのかのお話です。

外に出る恐怖

母は私以上にショックを受けていたので買い物どころではない状態でした。

人は悲しくてもお腹はすく。

ましてや子供もいる中、食料の調達は最低限必要です。

そんな状態で夫が運転する車でス-パ-に行ったのです。

そして、自分の精神状態がかなりひどいことになっていることに気づきました。

 

ス-パ-に入れない

自分でも初めての感覚でしたが、

ス-パ-に入ると動機が早くなり、

出口を見るとどんどん遠くになっていくような錯覚をおこし

ここから出れなくなるという恐怖に襲われるのです。

 

買い物は夫と一緒に行ってもらい、レジの支払いも夫がしてくれました。

夫はずっと「大丈夫だから、大丈夫だから」と言葉をかけてくれましたが、

恐怖感が私につきまといました。

 

パニック障害だったのかも

当時は「パニック障害」とか「不安障害」という病名さえなかった時代なので、

自分の状況が本当にわかりませんでした。

私自身は父を亡くした喪失感から来ているものだと確信はしていましたが、

心の作用は自分の力ではどうしようもできませんでした。

 

いつまでこの状態が続くのだろうとは思いましたが、

それほど長くは無いだろうと楽観視していました。

 

そんな状態で1ヶ月が過ぎました。

極度に怖いという感覚は少し軽減していましたが、少しの音でも敏感になり、

外出も必要最小限にしていました。

 

1ヶ月目の夜中

暗いリビングの中に月明かりに照らされて父の姿が見えました

私は全く怖くありませんでした。

それよりも本当に嬉しさで胸かいっぱいになりました。

 

私「おとうちゃん、どうしたん?」

父「皆、元気か?」

私「うん、元気にしてるよ」

父「そうか、安心した。そしたらもう行くから」

と笑顔で応えて月明かりの方に消えるように行ってしまいました。

 

 

夜中のことです。

夢か現かわかりません。

ただ、母が父のために新しく作って一度も手を通すことが出来なかった着物を

父が着ていたのです。

私は一度もその着物を見たことがありませんでした。

翌日、母に父に会ったこと、こういう柄の着物をきていたことを話た時に

新しい着物だったことを知りました。

 

その翌日から

母も父の旅立ちを受け入れることができたようです。

そして、私もこの日から外出で恐怖に襲われることが無くなりました

私をパニック障害から救ってくれたのは間違いなく父です。

父に会えたのが夢であれ、現実であれ、

父が私を案じて与えてくれたのだと思うことにしました。

 

最後に

誤解無きよう、私は無神論者です。

神様や生まれ変わりなど信じていません。

でも、お正月には初詣、お盆にはお墓参り、クリスマスもします。

お伊勢参りもします。

初日の出を見れば自ずと手を合わせるという、

自然に対する畏怖の念を持っているごく一般人です。

だけど、今回の内容はファンタジーではなく経験したものです。