ちえママのミニマル的シニアライフ

60代の暮らし・老後・年金・お金やらゆる~く語ってますます。

飾りじゃないのよ名札はハッハッ~ン♬


 

現役の時、通勤にタクシーを利用していました。

ええっ!なんなん、その贅沢! 自慢してるん! と心の中で叫んだ方にご説明。

 

会社は都会ではなく、坂道の多い西宮というところだったんです。

電車の駅から会社まで徒歩で20~30分はかかる。

 

バスもあるけど途中までで、急な坂道はやはり自分の足で登らなければいけません。

その坂を私たちは「心臓破りの坂」と呼んで恐れていました。

朝から山登りは辛いですよ~

 

西宮も山間では雪も降りますし、よく話題になるイノシシにも遭遇します。

どんなとこやねん、ほんとに! あっ、ウリ坊も見たことあります(^^)

 

雪が降ると滑るのでタクシーでさえ会社の前まで行ってくれません。

もちろん靴も普通の靴は滑るのでスノーブーツを履きます。

 

 

今から考えるとなんと過酷な環境ですやん( ;∀;)

なんで、そんなところに会社はビルを建てたのか!

そう、思いますよね。

 

しかし経営陣達はすごく考えてそこにしたのです。多分。

そこは会社の中枢となるシステム部門。

地震などにあってはならないのです。

 

通常、東京などに建てられるのが多い中、うちの会社は地震もほとんどなく、自然災害も少ないということで関西に持ってきたんです。

すっごく考えた選択、なんと賢明な方々なんでしょう。

 

あっ、話がそれました。

それたついでに言いますと、地震が少ないはずであった西宮。

あんなに考えた選択。

しか~しΣ(゚Д゚)

 

あの阪神淡路大震災に遭いました。

言葉では尽くせない大惨事、大変なことになったのは言うまでもありません。

自然は人智を遥かに超えてきますね。

 

で、話を戻します。

タクシー通勤は私一人だけだなく、社員のほとんどがタクシーを利用するので、

タクシー乗り場には列が出来ていて4~5人で相乗りします。

しゃべったことが無くても、だいたい社員かどうか検討がつきますし、毎日のことなので顔は覚えますからあうんの呼吸で乗り込みます。

 

 

この時、慣れているタクシー運転手さんは目的地を言わなくても出してくれますし、3人で行こうとしている時は「あそこに並んでる人、会社の人と違う?」という親切さを発揮してくれます。

 

こんな感じなので、私たちも運転手さんに対して「運転手さん」と呼ぶのは他人行儀な感じがして・・・まぁ、他人なんですけどね(>_<)

なので助手席の上に貼ってある運転手さんの名前を見て「○○さん、ありがとう。」とお名前でお礼を言ったりしていました。

 

それが今でも残ってまして、タクシーを利用する際、運転手さんの名前を見るのが癖になってます。

 

たまに話好きな運転手さんに出会った時に、お名前で呼ぶとちょっと驚いた感じになったりしますが"運転手とお客"という関係から少し距離が縮まり声が柔らかくなるのを感じます。

 

ほんの短い時間、もう二度と会うこともないかもしれない関係、

そんな気遣いする必要もないかもしれないですが、出来るならお互いに気持ちのいい空間になればいいなって思うのです。

 

そして、これはタクシーの運転手さんだけでなく、百貨店の店員さん、ホテルマン、飲食店等々、胸に名札を付けてらっしゃる方々にも同じように接しています

 

 

相手は「えっ、お会いしたことありました?」なんてことは絶対に口に出されませんので初めての方にも安心してお名前を呼んで差し上げてください。

まぁ、名札をしてるので名前を呼ばれても驚かれることはないですけどね。

 

名前を見る、または、聞くのは何か問題があった時だけ・・・なんて人もいらっしゃるかもしれませんが、せっかくですからお名前を呼んで仲良くなれた方が気持ちいいですよ。

 

あなたがもしも接客業をされていて、初めてのお客さんに名前で呼ばれたら背筋が伸びませんか。

「袖振り合うも他生の縁」ですね

 

ちなみに私は名前を覚えるのは苦手です。

すぐに忘れてしまいます。これは内緒😂