COVID-19(新型コロナウイルス)のため、自宅に籠る毎日。
自宅で2017年に放映された「サバイバルファミリー」を
せっかく録画したので、まぁ観てみようか・・・という軽い気持ちで観ました。
結果は話さない方がいいと思いますが、
ここから少しネタバレのところが出てきます。
観る予定の方はご注意くださいね。
あらすじとキャスト
高層マンション住まいの鈴木家4人家族が原因不明停電により、
水や食料が無い東京から命がけで脱出する物語。
父・義之(小日向文世)
母・光恵(深津絵里)
息子の賢司(泉澤祐希)
娘の結衣(葵わかな)
停電はただ電気製品が使用出来ないだけでなく、電気製品全てがアウト!
ATM・クレジットカード・電話・スマホ・時計・懐中電灯も使えない。
ガスも水道もメーターが動かないので出ない。
もちろん、自動車・電車・飛行機も動かない。
原因もいつ復旧するのか、警察も自衛隊に聞いても誰もわからない。
情報収集手段が何も無い。そのためデマを信じてしまう。
「大阪では停電していない」とデマが飛ぶ。
皆それを信じて西日本に徒歩で移動。
移動手段も自転車か自分の足しか無い。
原因は映画の最後の最後にわかります。
物価の高騰
人々は水と食料を手に入れたいが、もはや店舗には必要な物は売り切れ。
路上でペットボトルの水(通常120円程度)が2500円で売られてる。
米穀商でお米を買うには現金ではなくて、食料との物々交換。
弱者への救済が無い
鈴木家がやっと手に入れた水を、若い男に盗まれてしまいます。
父は息子に「追うんだ!」と叫び、
息子はその若い男を走って追いかけます。
そして、追いかけた先で、若い男が水を盗んだ理由がわかります。
息子が見たのは、その男の赤ちゃんに奥さんが、その水を飲ませていたのです。
息子は何も言わずにそこから去ります。
違う世界の事と思えない
この映画、以前少しだけ見たことがあるのですが、
あまり共感出来なくて、途中で見るのを止めたものです。
今回はすっごく共感したので、
人間て勝手だなぁ・・・って自分の事を見てつくづく思います。
人々が求めるものは、すぐに無くなり、
持てる人はそれを法外な値段で売る。
マスク・消毒剤などがその筆頭ですよね。
これはいつでも現実に起こることだったんだ!と思い知らされました。
この映画で救われるのは、優しい人々が出てきます。
そして、生きていく知恵を教えてくれます。
まとめ
今日も東京都のコロナウイルス感染者数が多くなっていることが、
ニュース速報で知らされます。
先が見えない不安におびえることなく、
自分が何をすべかをちゃんと考えて行動することが大事ですね!