ちえママのミニマル的シニアライフ

60代の暮らし・老後・年金・お金やらゆる~く語ってますます。

60代が考える終の棲家


最後は「ピンピンコロリがいいね」高齢になると合言葉のようなこの言葉

だけど人ってね、そんなに簡単には逝かせてくれないものなの。

日常生活の維持どころか自分のこともお世話になる日が来ます。

そう、介護の日々の始まりです。

その日々を過ごす場所が本当の終の棲家というわけです。

日本では自宅で過ごしたいという人の割合がまだまだ多い。

今回は高齢者といっても段階があります。その段階の話です。

介護となれば住まいだけでなくいろいろな課題があります。

介護に関することは今後も第二弾、第三弾と続けていきたいと思っています。

高齢者の生活は三段階の道を歩みます

60代ではまだまだ元気で仕事をされている方がおられます。

しかし、ゆくゆくは仕事を辞めて主な収入が年金という生活に入ります。

その道のりを三段階に分けてみました。

アクティブシニア期

 

子供は既に成人し、自分自身は健康で仕事もしている時期です。

高齢の時期で最も収入が多い時です。

この時期には自分が最もやりたいこと、長期旅行や趣味に没頭というのもいいですね。

ただし、終の棲家を考え行動するのはこの時期にしておきましょう

次のギャップシニア期では行動することが心身ともに厳しくなるからです。

ギャップシニア期

介護の必要はありませんが、体力や気力が衰えてきて「やりたいこと」と

「できること」に差が出てきます。

それがギャップシニア期です。

いままで難なく出来ていたエアコンの掃除さえ出来にくくなります。

 

※「ギャップシニア」とは日本総研が2014年に名付けました。

 

要介護期

身体的な衰えや障がいから日常生活において介護が必要になる時期です。

ここが一番の重要ポイントです。

しかし、ここに来る時期や年齢やタイミングは本人でさえわかりません。

何も考えずに過ごしていては突然やってくるこの介護生活を乗り越えることが

本当に辛いものになってしまう可能性は大きいです。

 

 

老人施設の種類

これは前回の記事に記載していますので見てくださいね。

www.freelife-chiemama.com

 

特養入所までの道のり

特養に入所するには条件が必要です。

条件が合致しても待機者も多くなかなか入所出来ないのが現実です。

認知症になったらすぐに入りたいものですが

家族と暮らしている場合はかなり難しいです。

 

病気またはケガなどで病院に入院した場合

要介護になってしまう事が多いです。

だから高齢になるとお医者さんから「転ばないようにね」とか言われます。

あっ、私はまだ言われてませんよ( ;∀;)

母の場合も要支援でもなかったのに、入院中に要介護4に!

本当に驚きました。

 

病院は病気やケガが治ればもちろん退院です。

例え寝たきりであってもです。容赦なし!

これは愚痴ではありませんよ、本当のことなんです。

なので覚悟が必要だということです。

日本て医療が進んでいる国ですが、こういうところ安心できないです。

 

しかし、寝たきりの一人暮らしの老人を自宅に戻すわけにはいきません。

なので退院後はまず老健にお世話になります

老健も通常は三か月で退去しなくてはいけません。

最長六か月まではいけるようですが。

老健の役割は自宅で生活できる力をつけることですから、

目的は自宅復帰を目指してのリハビリを行うことです。

 

一人暮らしの場合は特養に入所が決まればそこが自宅とみなされます。

母の場合は運よく特養入所が出来ましたが、すぐに入所出来ない場合は

老健にはケアマネージャーさんがおられるのでしっかりとご相談されるのが

いいと思います。

 

老化で心身ともに衰えていく場合

十分に自立されている場合や要支援または介護2までは

公的施設の特養への入所はできません。

まだまだ自立出来ている場合や要支援の段階でも、年齢が高くなってきますと

日常の買い物・掃除・炊事・洗濯・料理・ゴミ捨てetc が

出来にくくなっていきます。

しかし、要介護ではないため介護保険のようにヘルパーさん等に頼むことも

出来ません。

もちろん、お金さえ出せば民間に家事業務を依頼することは出来ます。

だけど、既に年金生活に入っている場合、庶民では厳しい選択になりますよね。

今後、どのような事態になるかわからない状況が来るかもしれないので、

大事な預金を減らすようなことは出来ないですね。

なので年金だけでも生活が可能な民間の高齢者施設を見つけておきたいものです。

 

まとめ

次回は民間の高齢者施設に年金だけで入所が可能かどうかという話となります。

年金額もさまざまなので一律の話にはなりませんが、

在宅も視野に入れる必要もあると考えます。

ただ、どういう状況でも暗くならずにいきましょう!