ちえママのミニマル的シニアライフ

60代の暮らし・老後・年金・お金やらゆる~く語ってますます。

働く高齢者、働くわけ知ってます?


来年から実施されると報道されました

「月収62万円までは在職老齢年金を減額しない」という制度ですが、

ほとんどの高齢者は私も含め関係ないと思います。

具体的な制度の内容は本文で触れますが、

最悪な改革だと思います。

この理由も本文で!

【目次】 

年金と給与の関係

まだ受給されていない方はあまりご存知ないと思いますので、

少しご説明しますね。

 

年金を受給しながらでも仕事をして給与をいただくことが出来ます。

ただ「年金額+給与=合計額」が国が決めた基準制限を越えますと、

年金額が減額または停止されます。

これが現行の年金の制度です。

新旧制度の詳細

シニア必見!働き過ぎで年金停止!?知っておくべき制度 | しゅふJOBナビ

 より抜粋

◆現行の在職老齢年金

年金給付対象者であっても、
仕事をして厚生年金保険に加入している場合


以下のように年齢と合計収入額によっては
年金が減額、もしくは停止される制度です。


・60歳~65歳未満の場合
年金(基本月額=年金年額を12で割った金額)と
給与(総報酬月額相当額=毎月の賃金+年間賞与を12で割った金額)の
合計が28万円以上の場合、制度の対象となります。


・65歳以上の場合
年金と給与の合計が「47万円」を超える場合、制度の対象となります。

 

 ◆新在職老齢年金

月収が62万円までは年金額が減額されないという制度になるそうです。

詳細はまだ明らかではありませんが。

↓情報源です

www.nikkei.com

高齢者の働き方

有給

・定年延長

・正社員で再就職

・パート

etc

とありますが、

ほとんどの方は現行年金額制度内の給与になっていると思います。

企業がそういう方向で賃金を決めているからです。

無給

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・ボランティア(地域・学校・病院等)

・介護

・孫の世話

仕事がなくても、なかなか忙しい日々を送っています。

そして、大事な家事もこなします。

高齢者が働くわけ

高齢者は健康で元気で体力・気力があれば、

仕事がしたいと思っています。

毎日とか朝~夜までとかは、少々無理になってきますが、

少しでも社会と関わっていたいものです。

賃金が必要な方も、ボランティアの方も、

根底は同じです。

人には承認欲求があります。

いくつになっても誰かに必要とされたいのです。

介護・待機児童の問題

あれっ、タイトルが離れてない?

いいえ、関連しているんです。

 

だいたい60才前後になりますと、

孫のお世話や介護が待っています。

パートでもいいから働きたいのですが、

それができなくなるくらい多忙になります。

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なので「介護問題」と「待機児童問題」に

高齢者も担ぎ出すことは止めて欲しいのです。

 

もちろん、大事な家族ですから、

自分が出来るところは頑張りますよ!

 

でも、本来は自治体で検討すべき問題だと思うのです。

待機児童が多くなっているのは、

保育所や保育士さんが足りないわけです。

その原因は保育所を民間に委託する方向になったから

と私は思っています。

 

民間委託した責任を国も行政も自治体ももっと責任を感じて、

対策をとってほしい!

労働者が足りない=税金が不足する

はい、今回の制度変更する理由はここにあるのでは?

働いてね!

税金払ってね!

(年金額は減らさないけど、

年金額は年々減少させてもらうんですけどね。)←これが本音?

 

一般の高齢者が汗水たらして働いても

月収62万円稼げると思います?

まず、いません!

もう、断言しちゃいます!

 

高齢者は国から「年金が足りないのであれば働け!」

言われちゃったわけですね。

若い方へ

若者vs高齢者というような図式になることは避けましょう!

頭のいい人達の思う壺!にはまらないように気を付けましょう。

若い方も年々年を取ります。

でも、未来を作るのは今、この時代に生きている私たちです。

頑張りましょう!💕

 

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