今週のお題「理想の老後」
私の祖母は92才で叔母と母達で介護にあたり、
自宅にて老衰で眠るように亡くなりました。
現在、母は88才で一人暮らし、
まだ最低限自分のことは出来ますが、
私と妹で毎日通っています。
母の口癖は「こんなに長生きするとは思わなかった」です。
毎日、聞かされるのは少々苦痛です。
父は30年前にガンで亡くなっています。
定年後すぐにガンが見つかりました。60才でした。
定年後に予定していた旅行も行けず、
父は逝ってしまいました。
父に出来なかったことを母にしてあげたいと思いますが、
耳も遠くなり、足腰も弱ってきているので、
外に出るのはあまり好きでなくなったようです。
それでも、歌謡曲や演歌が好きなので、
コンサートに誘って行ったりしています。
その時はとても嬉しそうです。
年齢がいっても、好きなことがある、そして歩ける。
これはとても大事なことだと実感しています。
そして、それは難しいことだということもわかります。
だから、筋力を落とさないようにします。
あと、コミュニケーションを失わないことが大事と思っています。
高齢者は話し相手がいると刺激になり、生きる励みになるようです。
ご老人と話しをすることは、双方にとって、
とても大事なことだと思います。
老人になるのは誰でもが初めての道なのです。
先輩方の話はその時の自分を励ましてくれる言葉になるかもしれません。
私は自分の年齢を数えるのを止めました。
意味が無いからです。
何のために年齢が必要なのでしょうか?
もちろん、何か書類を書く時は便宜上必要ですが。
それ以外で、自分自信を「年だから」という言葉で、
縛るようなことをやめました。
何歳でも、いつでも、やりたいことは始めたいと思っています。
完成できなくてもいいのです。
その過程を楽しみたいと思います。
資格を取るのもいいでしょう。
昨日、TVで80才で宅建の資格を取って、
不動産屋さんを始めた女性のことをしていました。
素晴らしい!
これからは高齢者も働くよう
政府がそういう空気を作り出しているのかもしれません。
でも、何もしない・・・これは、私はしたくないのです。
お金がかかるような挑戦は、年金生活者の私には難しいですが、
何か目標を持って、好奇心も失ず、前に進みたいと思います。
洋服も地味な服装はしません笑(*^-^*)
もはや、どんな服装でも「あの人は、そういう人だからいいの」って、
言われるような、個性的なおばあちゃんになりたいと思います。
娘家族はゆくゆくは、旦那さんの実家に戻る予定です。
娘にも「お義母さんを大事にしてね。お母さん達は大丈夫だから」
と言っています。
なので、何もできなくなる前に「終の棲家(介護もある高齢者用住居)」
を見つけて、用意しておきます。
そして、元気なうちは、自分達がお世話になった、
そしてこれからお世話になる社会への貢献も
しておきたいと思います。
長男が障がいを持っていますので、
長男が生活を続けられる準備しないうちは、
私は逝くことはできません。
こうしい書いていると、今、62才ですが、
私にはやることがいっぱいですね!
やることがある!
それが、私にとっての一番いい老後の生活です(*^-^*)