ペットボトルでお茶が売り出された頃、誰がわざわざお茶を買うのだと思っていたけれど、今は水までペットボトルのものを飲んでいる。
○○の天然水・・・とかの言葉でまるで今汲んできたかのように。
水道水と比較してペットボトルの水をこのまま買い続けるのか考えてみました。
水道水をそのまま飲むことは可能か
警視庁の記述を確認するとそのまま飲むことは問題ないですね。
水道水は塩素の効果で雑菌等の繁殖を抑え、常温で3日、冷蔵庫で10日程度(飲用)保存できます。また浄水器を通した水や白湯は塩素の効果が弱まるため長期保存(飲用)には不向きです。災害時の飲用水は長期保存が可能な市販のもの、生活用水は水道水の汲み置きを利用する等、備蓄の参考にして下さい。
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2020年3月17日
水道水の保存期限
常温で3日、冷蔵庫で10日ですから、通常の生活の中で飲むのであれば問題ないですね。
水道水には細菌の繁殖を防ぐために残留塩素が含まれています。
この残留塩素の量が日数が経つにつれ減少していくと細菌が繁殖していくので飲料水に適さなくなります。
ここでこの残留塩素がとても重要なことがわかりますね。
ちなみに上記の保存期間は基本なのでもっと長く保存できる地域もあります。
調べ方は「○○市 水道 保存期間」で確認できます。
災害時に備えて
市報によると1日に1人3リットルの飲料水を3日分備えましょうと記載されていました。
水道水でこれはとても現実的ではないですね。
やはり災害時の備蓄用はペットボトルの水にします。
ペットボトルの水の保存期間
ほとんどのペットボトルの水は雑菌を取り除いているため、適切に保存し未開封であれば1年以上は保存可能ですね。
保存は直射日光が当たらない場所で1か所にまとめて置かず、分散させておきましょう。
いざという時に保管場所に行けない事も想定されるからです。
おわりに
ペットボトルの水を全く利用しないということではなく、日常生活で使用するのは水道水、災害時用にペットボトルということにしました。
これからは資源を大事にするという観点も必要だと思いますから、価格面だけでなく、必要か不必要かを考えられればいいですね。