ちえママのミニマル的シニアライフ

60代の暮らし・老後・年金・お金やらゆる~く語ってますます。

家族への思いを遺す 遺言書の重み


私は今年で66歳。

そろそろ「遺言書」なるもの、

今の言葉では「エンディングノート」を書いておいた方がいいなって思いました。

もちろん、まだまだ生きますよ(*^^)v

私の友人は40歳から毎年書いているそうです笑(^^)

 

遺言書は相続のことを書くものと思いがちですが、

自分の思いや病気になった場合の延命措置拒否など、

財産以外でも書いておいた方が自分や家族が困らないようにするためにもいいと思います。

 

例えば

延命措置について

したくないと思っていざという時に自分の意志が伝わらない場合があります。

母がそうでした。

元気だった頃、母は絶対に胃瘻(いろう)はしたくないと言っていました。

 

その思いは、胃瘻の辛さを母も私もよく知っていたからです。

それは叔父が胃瘻後の数年間の姿を見ているからです。

本人の気持ちはわからないけれど見ている方は本当に辛かったです。

 

そして、母が倒れ、入院となり、食欲も落ち、要介護4の状態で医師から「胃瘻」の相談を娘の私にありました。

私は母の思いであった「したくない」ということを医師に伝えましたが、

医師から「もう一度、お母さんに聞いて欲しい」と言われ、

えぇぇぇぇ、母はちゃんとした判断できるかな?・・・と私は思いました。

 

病室で私が母に聞いたところ、意識もはっきりしていない中、弱弱しい声で「する~」と言いました。

もはや本心かどうかわからない状態です。( ;∀;)

しかし、胃瘻の手術日が1週間後に決まりました。

ただ手術日の2日前からお粥が食べれるようになり、幸いにも手術は見送りになりました。

 

この経験は文字として残しておかないとこんなことになるんだと思いました。

オットとも「延命措置は嫌よね~」とよく話していますが、言葉だけなので。

やはり文書に残さないとヤバイですよね。

葬儀について

縁起でもないと思われるかもしれませんが葬儀についても話ておくことが大事です。

これも私の経験ですが、仲の良かった親戚が葬儀のやり方でトラブルになり、関係が悪くなりました。

なんと絶縁状態になりました。

「相続」や「財産」ではなく、葬儀の場でなんでそんなことに!

って思いますよね。

トラブルの内容を少しだけ

伯母が亡くなり、一人娘の従姉は精神的にピリピリしていました。

葬儀に使うお花1つにも文句を言うほど怒り、泣き、本当に参っているのだと思います。

しかし、親戚の私達からのお香典や供花にも不服そうでした。

一事が万事そんな感じでした。

従姉は豪勢な葬儀を行うことが伯母への愛情だと思っていたのかもしれません。

しかし、こんな感じで葬儀が終わり、私達はとても哀しい以上に嫌な気持ちになりました。

 

生前に伯母が「葬儀」について、自分の希望を残していればこんなことにならなかったかもしれない・・・と思いました。

まぁ、縁が切れる時だったのかもしれませんが。切れる時は切れます

まとめ

長くなってしまいました。

遺言書についての続きはまた次に!