今回は先日の記事「役所の窓口係りって当たり外れがあるよね」の続きです。
ちなみに前回の記事はこちらです。
前回の話を簡単に説明しますと・・・
国民健康保険料が前年度の2.3倍になったことに驚いた私が、
具体的な算出数字を教えてもらおうと、市役所に行った際、
窓口の30代くらいのお兄ちゃん(以下、お兄と呼びます)の
回答&言葉使い&態度が悪すぎ、完全に外れでした・・・という話。
今回はこの外れのお兄の"人を舐め切った理不尽な対応"への逆襲と、
国民健康保険料がめっちゃ高くなった理由のお話です。
説明する気ある?
私の質問はいたってシンプル
保険料の具体的な算式が知りたい・・・これだけ
保険料が高いから支払いたくないとか減免して欲しいなど一言も言ってない
ところがお兄は、計算式はあっていると片づけ、挙句の果てに
国民健康保険は皆で協力しあうものやから、と謎の説教までする始末
読解力、問題解決能力、コミュニケーション能力が著しく乏しいのか?
私を舐めているのか?
もう少し、様子をみることにしました。
私「具体的な計算式を教えて欲しいのですが」
お兄「ここに保険料算定基準てちゃんと書いてあるから、これが計算式」と
ぶっきらぼうに私が持参した決定通知書の一部を指さしたところがこれ↓
私の心の声
(算定用所得額! こんな言葉でどうやって計算すんだよぉぉぉぉぉぉ)
(こんなテンプレ使ってて、個人ごとにカスタマイズ出来てないから訳わかんないんだよぉぉぉぉぉぉぉ)
という言葉を吞み込んでしばらくお兄に付き合いました。
私「算定用所得額の出し方がわからないんですが」
お兄「ここ、ここに書いてあるの」と次のページの該当数字を指さした
↓この書類に数字は表示されています。
私の心の声
(そんなぁこたぁ、わたしゃ百も承知なの、見りゃわかるやん。一体何聞いてるん。
そもそも説明する気あるんか)
反撃開始!
私「二宮君、私の質問ちゃんと聞いてる?」←敬語止めました。
お兄「・・・僕、二宮じゃないです」←うそくその苗字を言ったた
私「あらそう、あまりに親しげやから知り合いかと思ったわ。名札は頬杖でみえへんし」
お兄「僕は宮本(仮名)と言います」とおもむろに名札を見せてきた。
私「じゃ、宮本君、まず私の質問の意味わかってる?わかってないんやったら、もう1回言うけど」
お兄「いえ、具体的な算出の式ですよね。ちょっとお待ちください」と言って、ようやく机に電卓を置いた。
お兄、敬語使えるやん。
自分のこと「私」ではなく「僕」というのは、社会人として気になるけど私は指導員でもないから注意は止めた。
舐めてくる相手には反撃が大事
私は争いごとが好きではない。
出来れば、WIN・WINな関係がいいですよね。
でも失礼な態度をとる相手で、かつ、無視できない状況であれば黙っていることはないです。
もちろん、口頭で済む場合に限ります。
とは言うものの相手も人間ですから、怒りの感情で逆恨みというのもありますし、
近頃、暴力や傷害事件に発展することがありますからね。
出来る限り穏便にする方がいい場合もあります。
状況判断は大事です。
国民健康保険料の計算式
反撃後、お兄はとても親切になり・・・やれば出来るやん( ;∀;)
教えてもらいました。
国民保険料にも控除がありますが、所得税と同じではありません。
年収と年齢によって控除額がありますが、所得控除よりも金額が少ないです。
これは自治体によって異なりますから、あくまでもご参考までに書きますね。
うちの自治体の場合
65歳以上、年収330万円までは以下の計算で「算定用所得」が計算されます。
【年収200万円の場合】
200万円−153万円=47万円 ←この47万円に対して健康保険料が算出されます。
ということは、330万円まで収入が増えれば控除は無く、
増えた分だけ健康保険料の対象金額になるということです。
なので、前年度より30%増えただけ・・のつもりでしたが、
200万円の30%の60万円はそのまんまの金額が健康保険料の計算式に加算されます。
そのため、驚きの保険料になったというわけです。
まとめ
65歳以上は健康保険料だけでなく、介護保険料もめっちゃ高くなります。
年金生活に入ると、非課税世帯になることが多いそうです。
非課税世帯にはいろいろメリットがあります。
もちろん、収入が多いのも嬉しいこですが、非課税と課税のギリギリの金額であれば
無理に働いたり、また、年金受給を遅らせて年金額を上げようと考えてらっしゃる方は、一考の余地はあると思います。
役所の窓口係りの対応について、外れに当たってしまった場合は、
イライラしちゃうこともありますが、毅然とした態度で臨みましょう。
頭の体操程度に考えれば、イライラも少しき緩和できるかも・・・です。