ちえママのミニマル的シニアライフ

60代の暮らし・老後・年金・お金やらゆる~く語ってますます。

元気なうちに脳の老化を知っておこう!


 

60歳から脳の老化が徐々に表れてくるようです。

40歳から始まる方もおられるので一概には言えないけれど、高齢による老化は自然なことなので、哀しむ必要は無いと私は思います。

 

ただ、身体の老化のように周囲から見えませんよね。

なのでいろいろ誤解されてしまうことがありと本人だけでなく家族にも不安をもたらす可能性があります。

 

まだ元気なうちにどんなことが起こるのか、なぜ起こるのかを知っておいて、

予防が出来るのであれば出来る限りしておこうと思います。

また、家族やら親しい人に理解して頂けれは、自分の不安も家族の心配も少なくなりますよね。

脳の老化の原因と症状

感情のコントロール力の低下

起こる原因

高齢になると脳の前頭葉が萎縮するなど、脳の老化が進みます。

前頭葉は、感情をコントロールする役割を担っているため、

老化によって前頭葉が萎縮すると、感情のコントロール力が低下し、

短気になり他人とトラブルになりやすくなります。

 

では脳の萎縮とはどういう状態なんでしょうか?

少しまとめてみました。

脳の萎縮とは

老化による最も顕著な変化の1つです。

脳の重さは、20歳代をピークにその後は徐々に減少するそうです。

特に、前頭葉や海馬などの記憶や学習に重要な部位の萎縮が目立ちます。

だから覚えるのが大変になるんですね(>_<)

 

神経細胞の減少
神経細胞の減少は、記憶力や学習能力の低下、認知症などのリスクを高めると考えられています。

いや~ん!って感じですね。

 

神経細胞間の接続の減少
神経細胞間の接続が減少することで、情報処理や学習の効率が低下します。

コンピューターのようにアップデート出来ればいいのにね

 

脳の血管の変化
脳の血管は、老化とともに硬化や脆弱化が進みます。

脳の血流が悪化することで、脳への酸素や栄養素の供給が不足し、神経細胞の機能低下や死につながります。

これは怖い!

 

 

表面的には、以下の症状が現れることがあります

些細なことですぐに怒ってしまう
イライラや不安を感じやすくなる
集中力が低下し、物事がうまく進まないと焦りやすくなる


周囲からの高齢者扱いによる不満やストレス

高齢になると、周囲から高齢者扱いを受ける機会が増えます。

例えば、

若い人に優先される(これは私は嬉しいですが、負担に思う方もおられるのでしょうね)
聞き入れてもらえない
甘やかされる
など、若い頃とは異なる対応をされることで、不満やストレスを感じやすくなります。

この不満やストレスが、短気につながることがあります。

 

その他の原因

上記の2つに加えて、以下の原因も考えられます。

◆健康状態の悪化
◆経済的な不安
◆孤独感や孤立感
◆認知症


健康状態が悪化すると、身体的な不調や痛みを感じやすくなり、

イライラや不満を感じやすくなります。

また、経済的な不安や孤独感、孤立感を抱えると、ストレスを感じやすくなり、

短気になる可能性があります。

 

脳の老化を予防する方法!

大きく分けて4つです。

 

毎日決まった時間に起きて、寝る

毎日同じ時間に起きて、寝ることで、体内時計がリズムを整え、脳の働きを安定させることができます。

適度な睡眠をとる

睡眠は、脳の疲労回復や記憶の定着に欠かせません。

成人では、1日6〜8時間の睡眠が理想的です。

具体的には、以下のことに気をつけましょう。


◆寝る前にカフェインやアルコールを摂らない
◆寝る前にスマホやパソコンの画面を見ない
◆寝る前の30分は、静かな環境で過ごす

 

現代人にはなかなか難しいところですがこれも習慣にすれば大丈夫ですよ。

バランスのよい食事をとる

バランスのよい食事をとることで、脳に必要な栄養素を十分に摂取することができます。

具体的には、以下の栄養素を意識して摂取しましょう。

タンパク質:脳の材料となる
ビタミンB群:神経伝達物質の合成に必要
ビタミンC:脳の血管を丈夫にする
ビタミンE:抗酸化作用があり、脳細胞のダメージを防ぐ
DHA:記憶力や学習能力を高める

適度な運動をする

適度な運動は、脳の血流を改善し、神経細胞の活性化を促す効果があると言われています。

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を週に3〜4回、

30分以上行うのが良いようです。

ただ無理をせず、自分の体力に合わせて行いましょうね。

膝に負担をかけてしまうのはダメですからね。

 

ストレッチも行うのが良いようです。

ストレッチは、脳の血流を改善し、筋力を維持する効果があります。

週に2〜3回、15分以上行うことが望ましいようですが、これも自分の体力に合わせて無理しない程度にしましょう。

まとめ

全てをしようと思うとなかなか難しいので、やれるところから少しづづ続けていきたいと思います。

皆で頑張っていると思えば力が湧きます!