今までブログで息子のことをほとんど書いたことはありません。
理由はブログのテーマを
・シニアを中心にしていた
・何かご参考になることを書きたい
と考えていたからです。
だけど最近は自分自身のごく些細なことも書くようになりました。
私は特別な資格を持っているわけではありませんし、
私が経験している事をご参考に・・・なんて違うなと感じてきたからです。
自分の暮らしで「そう、私もそう思ってた」とか「私はこうしてるけど」とか
暮らしで感じたことを「どうでしょうか」と共有したいと思いました。
そして、今日は知的障がいと軽い自閉症を持っている40代息子の困った話をしたいと思いました。
子供の知的障がいや自閉症等の場合は現代では多くの情報を得ることが出来ます。
また、発育についての相談窓口や成長を促す療育もあります。
でも、息子の子供時代はまだまだ福祉は未成熟で、
親が相談するところを見つける必要がありました。本当に大変な時代💦
保育所・小学校に相談しても、適切な対応はなく普通学級になりました。
【結果】
・息子は勉強についていけない
・同級生とのトラブルも多くあり
・宿題は出来ない
・授業中ずっと座っていられない
・ランドセルの中が空っぽで帰ってくる
etc
それらは親の躾がなっていない、努力が足りない・・・
という非難の声と目にさらされてきました。自分もそう思い込みました。
いじめもありました。
息子が9歳の頃、新聞に大阪教育大学で「学習障害」を研究されているいう記事を見ました。
今では皆さんご存知の「学習障害」も、当時はまだ研究途中だったのです。
私は直接、大学に電話し息子の状態を話して、運よく診てもらえることになりました。
結果は「学習障害」ではなく「発達障害」でした。
後に「知的障がい・自閉症」ということがわかりました。
しかし、その後のフォローについては適切な対応は難しい時代でした。
そして今、大人になった息子の状態を相談できるとろは本当に少ないのです。
40代になった息子は外見はおっさんで大きくて、だけど、精神はまだまだ未熟です。
※淡路島にて
長く一緒に暮らしていても、息子の精神状態が全てわかることはないので、
パニックになった時は親として途方にくれるか、悪くすれば口喧嘩に発展😢
外出先でそうなると修羅場・・・( ;∀;)
その時の世間の眼は"昭和かれすすき" ←この歌知らないですよね(>_<)
いや、泣いてないですよ(^^)
福祉作業所やガイドヘルパーさん、宿泊の練習が出来るシ-トスティ等、
生活での支援はあります。
もちろん、とても感謝しています。
作業所で働けることは息子にとって生きがいになっています。
ただ、精神面の相談については、専門家がいないのが実情です。
そして今回、福祉課の協力で探していただき、相談できるところを見つけて頂きました。
まだ、面会していないので、私の求めているような対応をしていただけるのか、
息子に合うのかまだわかりませんが、
ご連絡できる段階になればお話ししていきたいと思っています。
障がいのお子さんを育てられている方には、どうか未来の心配はせずに、
今、出来ることをどんどん褒めてあげて今の時期を大事に過ごして欲しいです。
そして、大人になったお子さんをお持ちの方には、
自分達だけでなんとかしょうと思わず、ご相談されることをお勧めします。
私は市役所の福祉課の方々にご相談するのは初めてだったのですが、
本当に親身になってくださり、失礼ですが驚きました。
自分の幸せ、お子さんの幸せのために今、出来ることを!