特養でお世話になっている母(93歳)の食欲が戻りません。
年齢によるものなのか、胃に悪いものが出来ているのか・・・
検査をしないことには判断が出来ないのです。
その検査とは「胃カメラ」です。
93歳の母に必要な検査なのか少々疑問。
施設のケアマネさんに尋ねました。
私「もしも、検査をして悪性のものがあったとしても手術はしたくないです。だから検査はいらないのでは。ただ、最終的に痛みだけは取り除いてあげたい。それは施設で出来ますか?」
ケアマネさんは言葉を選びながら優しく話されました。
「もしも、そういうことになると緩和ケアということになるんですね。苦痛を緩和するためには医療が必要になるので施設では緩和ケアは出来ないんです。」と。
特養では看取りまでして頂けます。
なので私はその一環に「緩和ケア」も入っていると思い込んでいました。
ちなみに看取りとは
回復の見込みがない終末期の患者に対して延命治療をおこなわず、自然に亡くなるまでの過程を見守ること。
特養などの介護施設では、息を引き取るまでできるだけ身体的・精神的苦痛をやわらげながら日常ケアを中心におこなうことです。
私はこの「身体的苦痛をやわらげ」に医療行為が入らないと思っていませんでした。
特養にもいろいろあると思いますから、緩和ケアもしていただける施設もあるかもしれませんが、母が入所しているところは出来ないということで。
じゃ、看取りが出来るのはほぼ老衰だけってことかな?
と疑問がわきました。
でも、まだ母が病気と決まったわけではないのでクヨクヨ悩んでいても仕方ありません。
特養にもお医者さまの往診がありますが、セカンドオピニオンということで母が通っていた病院に母を連れて検査すべきかどうかを相談することにしました。
特養に入所していとも終の棲家は病院になるかもしれないです。
もちろん、在宅介護であれば緩和ケアのため医師が来てくれる仕組みもあります。
私は緩和病棟で最期を迎えた人、最期1週間を自宅で迎えた人、いずれもその状況を知っています。
私は本人のためそして家族のためには「緩和病棟」を選びます。
年の瀬に何やら暗い話になってしまいましたね、すみません。
でも、私は暗くなっていません(*^^)v
母のために自分が出来る最善を尽くす! それだけです(^O^)